2012年08月26日

【オーディオブックCD】ふらんす物語(抄)―「ローン河のほとり」「巴里のわかれ」他3編(CD2枚組)


【解説】
 永井荷風は、1903年に渡米した後、横浜正金銀行リヨン支店勤務を命じられ、米国から渡仏した。その際の滞在記が『ふらんす物語』(『あめりか物語』の附録「フランスより」を含む)で、滞在期間は11ヵ月半と短いものではあったが、フランスに深く傾倒していた荷風にとっては、その人生において大きな意味を持つものとなった。同物語では、俗物的な銀行員や外交官、燈火きらめくカフェの賑わい、低俗な芝居小屋の喧噪、暗く不潔な裏町なども書かれ、発禁となったが、他方で、アメリカ大陸とは異なるフランスの人の手を感じさせる自然、フランス女性の柔らかさ、フランス語の官能性、空の蒼さや夕映えの美しさ等々、荷風のフランスへの深い愛情、憧れが横溢している小品も少なくない。本オーディオブックでは、そういった5編を採り上げた。日本へ戻る際の後ろ髪を引かれる気持ちがひしひしと伝わってくる。

【試聴】
 ローン河のほとり
posted by しみじみ朗読文庫 at 02:29| ふらんす物語 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。